いやーまいった

学校始まってはや二週間…その間の嵐のような出来事と言ったら(笑)

 

実家の父親に、認知症診断が出ました。それに伴って出現するタスクの数々。「もっていかれる」というのは、まさにこういうことを言うのだなあと実感する毎日です。

実家は父と母の二人暮らし。近所に独身の兄が住んでいますが、月一で晩ごはん食べに行くくらいで、普段はほとんど接触がありません。共に昭和一ケタで、父は88、母は82。もう何年も前から「元気なうちに介護認定とっとけ!」というハナシは折に触れてしていましたし、母の方は知り合いから「本当に必要になってからでは遅い」と言われていたこともあって前向きだったのですが、とにかく父が「そんなもん要らん」の一点張り。まあ、どこにでもある話です。

ここ一年くらいですかねえ、母のグチが目立って増えてきて、要は父がボケてきてる、もしかして認知症じゃないのかと。とにかく診断もらわないと話にならないので、なんとか受診するように勧めましたが、当然父の方は自覚がありませんし、なかなか話が先に進みませんでした。それでもなんとかかんとかかかりつけのお医者さんに紹介状をもらったのが昨年12月、それを持って国立病院を受診したのが今年3月、諸々の検査が4月ときて、ようやく先週診断がおりたのでした。

そうなればあとはひたすら動くだけです。主治医からなるはやで介護認定取るように言われたこともあり、もうムリヤリの体で動きました。父をデイサービスに出せれば、母がその間息抜きできます。それでなくても、これからは悪化することはあっても良くはならないわけなので、とにかく母のストレスを軽減しなきゃなりません。

一方で、父はもともとプライドの高い薩摩隼人な上に、自分が認知症だという病識がありません。主治医にデイサービスの話を聞いても「ああいうのはちょっと…」と明らかに拒否反応。丁寧な物言いではありましたが、内心は「んなもん行ってられっか、バカにすんのも大概にせえ」くらいに思ってんのが見え見えで。なので、ついでに母の認定も申請して、軽くてもいいので認定が出れば母をデイサービスに突っ込む方向で。

母の訴えを受けて、去年11月あたりから役所や法務局など、動ける範囲で動いてはいたのですが、それがここへきてさらに加速です。成年後見も視野に入れているので、とにかくやることてんこ盛り。ただでさえ日常が回ってなかったのに、膨大なタスク群が降ってわいた状態になって体力も気力も落ちる一方。片道2時間の遠征でへたばる自分の情けなさにもへこみます。

また、何をするにしても父の抵抗や、それに対応する母のグチを聞いて対処せにゃならんという一連の流れがね、なんというかもう「ああ、試されてるなあ」と。覚悟をね。いろんな意味で。

無論いつかは来ることと覚悟はしていたつもりでしたし、今のところだいたいのことは想定の範囲内で、「そんなバカな!」とか「聞いてないよ!」みたいなことは起きてません。それなのにこれだけ精神的にゴリゴリ削られるってコトは、やっぱり覚悟が足りてないんだろうなと(笑)

まあ長期戦なのは間違いないので、できることとできないことをきちんと見極めて、やるべきことをやっていくしかありません。いろんなことを我慢しなきゃなりませんが、それはもう仕方ない。いつかは時間ができることもあるでしょう。

差し当たっての一番の懸念は、「週2回まで!」と決めたはずの間食が、どうにも我慢できなくなってきてること。お腹が空くというより、気持ちがしんどいので「これはごほうび!」と自分を甘やかす方向に行ってしまいがちなんですね。でもまあ、実家遠征で歩いてるせいか、体重自体は順調に減ってます。ならいっか!<こら

今日もがんばろー!さあ朝ごはんだ!!